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天井リフォームの費用はいくら?種類別の相場と注意点まとめ

天井

 

「うちの天井も汚れてきたなぁ」「天井にホコリやシミが目立ってきた」
天井が明るくなるだけで、お部屋のイメージってガラッと変わりますよね。もちろん天井だけをリフォームするのも良いですが、壁と一緒にリフォームしてあげると統一感が出せておすすめです。

最近では「防音効果」「消臭効果」「吸湿性」のあるクロスも多く販売されてきています。せっかくの天井リフォームなら、デザイン性と機能性のあるクロスに張り替えてみませんか?理想のお部屋作りのために、ぜひ天井リフォームの相場や注意点を押さえていきましょう。

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天井リフォームのポイント

築年数が十数年、はたまた何十年経っているお家は、あらゆる部分が傷んできています。ちょっとした部分のリフォームを行っていても、ついつい天井は見逃してしまいがち。

 

「誰かが触るわけでもないし、そんなに汚れてもいないだろう」そう考えている方もいるでしょう。

 

しかし、天井はみなさんが思っているよりも汚れているものです。タバコのヤニや臭い・ホコリ・シミなど、多くの汚れが付着しています。また、あまり気にしていない部分だと思いますが、当然天井裏の痛み・汚れが進んでいるもの。痛みがひどくなってくると、天井を支えきれずに、落ちてきてしまう可能性も考えられます。

 

そのため、クロスの張り替えはもちろんですが、天井裏のダメージも気にしておきましょう。
(↑後半にも同じような記載があったので、取ってもいいと思います)
もしクロスを替えるのなら、断熱材や消臭効果のあるクロスを検討してみませんか?毎年リフォームするわけには行きませんが、5~10年感覚でリフォームをしてあげましょう。

とは言え、業者がおすすめしているものばかりを選んでいると、予算を大幅に超えた金額になってしまいます。あなたにとって、必要な機能のみを考えて、天井のリフォームを行うことが大切です。また、1社でリフォームを検討するのではなく、複数の業者に見積もりをしてもらいましょう。

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天井リフォームの相場費用っていくら?

天井リフォームのポイントを押さえたら、次はそれぞれの費用相場を見て行きましょう。天井リフォームは、低価格で行えるものが多いですが、あれもこれもと行ってはいけません。必要なリフォームだけを行うようにしてください。

 

<主な天井リフォームの種類>

 天井クロスの張り替え・塗装(20㎡):約3~5万円
 天井ジプトーン張り替え:約3~5万円
 腐食による天井板交換:約5万円
 天井石膏ボードの張り替え(20㎡):約3~6万円
 天井板張りリフォーム:約5~10万円
 シーリングファン設置:約6~8万円
 穴あき補修:約1.5~10万円
 天井解体:約6~9万円
 天井の高さ変更:約15~35万円
 天井の断熱リフォーム:約15~35万円

 

数多くのリフォーム方法がありますが、それぞれの金額はそこまで大きくありません。天井の高さ変更や断熱リフォームを行えば、かなり高めの金額にはなりますが、それでも50万円には届かないほどとなります。お家の屋根が老朽化してきているのなら、すぐにでも天井リフォームを行った方が良いでしょう。

 

 

代表的な天井リフォームのメリット

それでは、よく行われることが多い、代表的な天井リフォームのメリットをご紹介していきましょう。

 

クロス張り替えリフォーム

クロス張り替えリフォームは、天井リフォームの中でも、一般的に行われているリフォームとなります。低予算で行える上に、天井の汚れを目立たなくしてくれるため、手軽に行えるため人気です。クロスが貼られている場合は、一度クロスを剥がしてしまい、板材の上からクロスを張り替えてあげましょう。

 

少しクロスを明るくするだけでも、見違えるほどお部屋の雰囲気は変わるものです。リフォーム後の雰囲気は、クロスのカラーやデザインによって大きく異なりますので、あなたの理想とする天井を作っていきましょう。

 

塗装リフォーム

塗装リフォームは、天井のクロスを張り替えず塗料で塗っていくリフォーム方法です。クロスと同じくらい手軽に行えますし、短時間で済ませられるメリットがあります。漆喰や珪藻土を塗ってあげれば、よりナチュラルに印象的な天井が作れるようになるでしょう。

しかし、クロスと比較すると維持できる期間が短いため、コストパフォーマンスは悪くなります。こだわりの壁や天井を作りたい!という方は、試してみてはいかがでしょうか?

 

板張りリフォーム

天井にクロスや塗料を使わず、木材を使って板張りに替えるリフォーム方法です。無垢材や化粧板を使用することで、高級感と温もりを感じられる天井が作れます。天然木材を利用するとコストが高くなりがちですが、プリント合板を利用することで、低価格で済ませられるでしょう。

無垢材の場合、美しい天井を作れるのがメリットですが、初期コストが高く維持するための費用が高くなってしまいます。プリント合板は初期コストが安く、メンテナンスも手軽に行えるところがメリットとなります。

 

直天井リフォーム

直天井リフォームは、表面の天井を外し吹き抜けにするリフォーム。マンションの場合、ほとんどは二重天井で作られているため、圧迫感を取り払い天井の高さを変える目的で行われます。個性的でおしゃれな天井が作れるので、急激に人気が高まってきているリフォーム方法となります。

しかし、表面の天井がなくなるため、断熱性と防音性に劣ってしまうでしょう。開放感のあるおしゃれなお家を作れるので、おすすめのリフォーム方法となっています。

 

 

天井リフォームを行うときの注意点

「天井をリフォームしたところで、誰も見ていないだろう」「ちょっとはキレイになるかな?」と感じている方もいるかも知れませんが、天井はお部屋の印象を大きく変える場所です。「それならいっそ自分の好きな色にしよう!」「個性的な天井が作りたい!」とリフォームを行うことはやめておきましょう。

みなさんが思っているより、天井の雰囲気は強いものです。天井だけ輝くように眩しい色になって、壁紙やインテリアと合っていないと、バランスが悪くなります。「今の雰囲気を崩しすぎずに、こんな雰囲気にしたいんだけど」と、リフォーム会社と相談をしながら進めていくこと。

これが天井リフォームを行うときの注意点となるでしょう。また、ついつい忘れてしまいがちですが、天井裏の状態を確認しておくことも注意点の一つです。見た目は美しくなっても、天井裏の劣化がひどいと、天井が落ちてきてしまう可能性が高くなります。

もちろんリフォーム費用も高額になってしまうため、あなたが考えていたより、高額なリフォームになってしまうでしょう。そうしないためにも、事前に天井裏も見積もりをしてもらってください。繰り返しリフォームをしなくて済むように、断熱材を天井に入れてもらい、長いスパンで使い続けられる天井を作っていきましょう。

 

利用用途に合わせてリフォームを検討しよう

天井リフォームは、工事内容や材質によって、大きく費用が変わってしまうものです。想像していたより、リフォーム費用が高くなってしまう可能性もあるでしょう。しかし、1社で見積もりを受けていては、適正価格なのか不安を感じてしまいます。そのため、複数のリフォーム業者に見積もりを依頼し、その中で信頼できる業者を選ぶことが大切です。

天井の状態や設備状況をしっかりと確認してもらい、あなたに合った天井リフォームを行ってみてください。