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玄関のリフォームはこれでOK!玄関のリフォームポイントと基本のキ

「玄関は住まいの顔」と呼ばれるだけあり、お家の第一印象を与える場所でもあります。玄関をパッとひと目見ただけでも、その家にどんな人が住んでいるか想像してしまうもの。そのため、玄関をリフォームするだけでも、ガラリと印象が変わります。

例えば、ただの一軒家であったとしても、玄関を変えるだけでスタイリッシュな印象になるものです。そのため、ここでは玄関リフォームの押さえておくべきポイントや基礎知識をまとめていきます。ぜひあなただけの色を出しながら、快適に住めるお家作りをしてみましょう。

玄関ドアの種類で印象は変わる

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まず、玄関ドアは開き戸と引き戸の2種類に分かれます。それぞれの特徴を押さえておくことで、こだわりの玄関ドアが選べるようになるでしょう。

 

開き戸の種類による特徴

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開き戸は「片開き戸」「両開き戸」「袖付き開き戸」「親子ドア」の4種類があります。片開き戸はシンプルな一枚のドアですが、デザインや種類のバリエーションが豊富なため、自由なアレンジがしやすいことが特徴。どんな素材とも合わせやすいため、万能に使える開き戸といえるでしょう。

左右2枚の扉を開ける両開き戸。入り口部分が大きく作れるため、ゆったりと高級感のある印象を与えられます。ただし、スペースを多く取ってしまうことには注意してください。ドアの片側・両側に袖が付いた袖付き開き戸は、郵便受けの設置、採光など細かい機能性があることが魅力の一つとなります。

普段使う親扉と袖部分の子扉で作られた親子ドア。必要なときだけ大きなスペースが用意できるため、大きな荷物を購入したときでも、簡単にお家に運べるようになります。同じ開き戸でも、それぞれ印象や使い方が変わってくるため、あなたに合ったタイプを選んでみてください。

 

引き戸の種類による特徴

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和風テイストな玄関に仕上げられる引き戸。引き戸はスペースを邪魔することなく、スペースが広く取れるようになります。ただし、その分ドアは薄い作りになるため、気密性や断熱性がないことがポイント。それぞれの特徴をしっかりと把握した上で、引き戸を選んでみてください。

引き戸は「引違い戸」「片開き戸」の2種類があり、引違い戸は昔からある2枚の引き戸をスライドして開けるタイプの引き戸になります。片開き戸は左右一枚のドアだけをスライドさせるタイプです。和風・洋風どちらのテイストにも使えるため、デザイン性が取りやすいでしょう。

 

玄関ドアは金属製と木製の2種類

玄関ドアを選ぶときには、金属製と木製の2種類があります。金属製はアルミやステンレスタイプがあり、しっかりとした耐久性のあるドアが作れます。風や雨に負けることもなく、快適に使えることがメリット。デザイン性にも優れているため、非常に使いやすいタイプと言えるでしょう。

木製は天然木を使用したナチュラルな風合いが人気の高いドア。木製だと断熱性が高いので、温かみのある玄関になります。ただし、雨や風でダメージを受けてしまうため、定期的にメンテナンスをしなければいけません。デザインや素材感だけでなく、機能性もイメージした上で、玄関ドアを選んでみてください。

 

玄関リフォームのポイントは?

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玄関をリフォームするときには、「収納」「ドア」「内装」「明るさ」を重視して行っていきましょう。デザイン性や機能性にこだわることで、お気に入りの玄関が作れるようになるはず。細かい部分を意識しながら、あなたの思い描いた玄関に仕上げていきましょう。

 

利便性を重視するなら収納にこだわる

玄関は靴だけでなく、傘置きや掃除道具を設置するため、スペースが狭くなってしまいがち。ごちゃごちゃとしている玄関より、すっきりとまとまった玄関の方が魅力的ですよね。例えば、そのまま靴を置くよりも靴箱に収納するだけで、キレイに整えられた玄関になります。

収納を効率的に考えるなら、なるべく天井に近い高さの収納を用意してください。縦のスペースが有効活用できるため、同じ横幅でも収納力に大きな違いが出てきます。また、壁面収納を利用すれば、省スペースで使いやすい玄関になってくれます。ちょっぴり空いたスペースには、花や絵を設置するだけでこなれ感のある玄関に仕上がるでしょう。

最近ではデザイン性の高い収納グッズが増えてきており、インテリアとしてもぴったりな収納ができるようになりました。例えば、玄関脇に棚のような収納を設置すれば、すっきりとスペースが作れるようになります。収納と玄関のスペースを明確に分けることで、おしゃれで実用的な玄関になるでしょう。

お家全体の印象は、種類や材質だけで大きく変わります。

 

家の雰囲気を決めるドア

玄関のデザインを決めるのはやっぱりドア。カラーリングは外壁と合わせるのがベストな選び方です。シンプルですが統一性が取れるため、無難に選びやすいでしょう。しかし、せっかくあなたの色を出すなら、差し色のようなカラーリングにしてみてください。

例えば、真っ白な外壁のお家なら、緑や青の玄関ドアならかなりおしゃれな印象になりますよね。あえて外壁とドアで木材と金属を混ぜて使うのも、個性豊かなデザインに仕上がります。和風だから引き戸、洋風だから金属製と決めつけて選ぶのではなく、自由なアイデアを出していかなければなりません。

また、機能性を重視して選ぶなら、気密性や断熱性を生かした素材にするのもおすすめです。細かい部分を意識しながら、玄関のドアを選んでみてください。

 

玄関の内装は使いやすさ重視

外からしか見えない玄関のドアと違って、内装はお家の中を見せる最初の顔でもあります。極端な話ですが、外側はデザイン重視の作りにしていても、玄関を開けたらボロボロのお家だった…。そんな印象は与えたくないですよね。もちろんデザインに限った話ではなく、使いやすさも大きなポイントになってきます。

基本的に玄関は土間、かまち、床と繋がる形になりますが、できるなら玄関から床までのステップがあるとスムーズにお部屋の中に入れます。例えば、コンクリート仕上げになった土間だと、耐水性のある床だと掃除がしやすくなるでしょう。土間はほこりや土で汚れてしまいますし、雨水も溜まってしまいがち。

掃除もしやすくなるため、いつでもキレイな状態の玄関をキープできます。また、濡らすことを考えると、すべりにくい床にしておかなければなりません。できる限り安全に使える玄関にしておけば、誰もが安心して使える玄関になるでしょう。

 

玄関を明るくして清潔なお家作りを

明るさを意識すれば、気分が上がりやすい玄関が使えるようになります。太陽が入りにくい玄関の場合、リフォームで解決することを考えなければなりません。例えば、玄関横の日差しが入る窓を作る、もしくはガラス製のドアにすることで明るい玄関が作れます。

細かい部分にアクセントを付けるだけでも、玄関の印象は大きく変わるものです。暗い玄関だと何だか気分も落ちてしまうもの。毎日楽しく過ごすためにも、ぜひ明るい玄関を心がけてみてください。

 

玄関リフォームではデザインと機能性を重視

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玄関をリフォームするときには、おしゃれな仕上がりにしたのか、快適な玄関にするのかを考えてください。もちろん外壁や内装とも合わせなければいけない分、あなたに合ったデザインを選ぶのは難しいもの。単純にデザインだけで選んでしまうと、機能性が落ちてしまうのにも注意してください。ただし、使いやすさだけを重視してしまうと、パッとしない玄関になることもあるでしょう。細かい種類や素材を選ぶことにより、あなただけのお気に入り玄関を作ってみてください。